フランス移住計画

移住

夫の母国のフランスへの移住計画を立てています。

夫は数年前からフランス帰国を匂わせていたのですが、なかなか私は踏み切れずにいました。家族が日本にいるし、日本食好きだし、日本なら社会人として働くことができるのに、それを捨てていいのかと自問自答していました。

海外に在住している方のYouTubeを見てると、言語ができて現地の人とコミュニケーションがとれて、現地で自立した生活を送れている人を見ると憧れてはいました。

フランスに移住した方のブログを見ていたら、日本に帰りたいと嘆く方も多くいました。日本とフランスの比較でよく見かけたのが、お役所仕事のスピード、店員さんの対応、コンビニの有無、治安、交通の利便性、衛生面など…それを承知で行くのかと考えると覚悟に時間がかかります。

頭の中で、未知の生活に不安がる私と、新天地で違う世界を見てみるのもいいかなと楽観的な私もいます。人生いろんな事がありましたが、なんとか乗り越えてこれたし、フランスでもなんとかなるかなという甘い考えも…。そして、適応能力も老いてきたのでフランスへ行くなら少しでも若いうちに行くべきかなと。

YouTubeやブログで「パリ症候群」という言葉を目にし調べてみたところ、理想と現実の差にガッカリしてしまうものらしいのですが、本当に期待しないで行くべきですね。旅行って、よっぽど悪いことが起きない限りいい思い出になるけれど、移住となると簡単に日本に帰ることが出来ないので覚悟は必須かなと思っています。

期待といえば、夫の家族に会いにフランスに行く時に、「夫の家族と仲良くなれるかなー」と思って期待を少ししてしまったのですが、やはりフランス語が話せないので夫を介さないと全然コミュニケーションが取れず、話し相手/遊び相手は夫の従兄弟の子供たちでした。

私が小学生の時に、父の出張先のベルギーについて行きました。出張の終わりにフランスに連れて行ってもらい、キレイなレストランでムニエルを食べさせてもらったり、エッフェル塔の下まで行ったのに高所恐怖症だから展望台へ行くことを断り、モンマルトルの丘で画家の人たちの絵を見て色鉛筆を買ってもらった思い出があります。

当時の私は、旅行に感化され「いつか外国に住むんだ!」なんて言っていたことを思い出しました。モノは考え様で、すごーーーく遠回りしましたが小学生だった頃の夢が叶うのかなとブログを書きながら思い出し笑いをしてしまいました。

過去に海外に行く機会が何度かあったし、音楽は洋楽ばかり聴いてきたし、国際結婚もしたにも関わらず、言語は日本語しか話すことが出来ません。過去には英検も2級までとり、英文科にも通っていたのに…英語でもフランス語でも夫に話してみてもカタカナ語になってしまい通じず、日本語の方が理解してくれるのです。

夫に事前忠告をしたことがあります。「フランスに行ったら、私は当分フランス語話せないから仕事できないし、役所などでの書類手続き関係は夫の役目だよ」と。苦笑いしながら僕がやるよと言ってくれましたが、夫におんぶに抱っこ状態は早く脱却せねばいけません。

地道にフランス語の勉強も続けていこうと思います!

よし、行くぞフランス。

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